2005年12月19日
2005年 アーティストトータルセールスランキング
順位 アーティスト 総合売上金額

1

ORANGE RANGE

143,511

2

ケツメイシ

84,049

3

倖田來未

76,349

4

浜崎あゆみ

69,083

5

サザンオールスターズ

67,964

6

EXILE

66,410

7

Mr.Children

64,088

8

平井堅

56,032

9

BoA

45,971

10

KinKi Kids

43,495

11

ゆず

38,915

12

大塚 愛

38,764

13

TO−ダイジェスト−洋楽

38,394

14

Def Tech

31,435

15

中島美嘉

29,609

16

B’z

27,331

17

ポルノグラフィティ

26,012

18

UMK−ダイジェスト−洋楽

25,761

19

SMAP

25,173

20

小田和正

25,011

21

L'Arc〜en〜Ciel

24,784

22

GLAY

22,617

23

DREAMS COME TRUE

22,600

24

オゾン

21,365

25

平原綾香

20,952

26

デスティニーズ・チャイルド

20,686

27

aiko

19,909

28

リップスライム

19,903

29

THE YELLOW MONKEY

19,026

30

Do As Infinity

18,459

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ORANGE RANGEが2005年の顔!

 まさに桁違い、ダントツのトータルセールスを記録したORANGE RANGEがやはり、2005年の顔だろう。昨年リリースの「花」を含む、2アルバム+5シングルが年間チャート30位内にランクインしており、1998年L'Arc〜en〜Ciel(1アルバム+7シングル)や、2001年浜崎あゆみ(1アルバム+6シングル)以上の大活躍なのだから。

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 そもそも僅か10ヶ月のインターバルで、質量共に濃いアルバムを2枚制作してしまった“止まらない表現衝動”は、清々しくて微笑ましい。今時ありえないこの“人の好さ”と“純情一直線”こそが、実はレンジ人気の最大要因だったりするんだけども。

  その一方で、「さくら」と『ケツノポリス4』だけの最小リリース・アイテムで、堂々2位にランクインしたケツメイシも偉い。あんなに“我流”な作品なのにもかかわらず“唱歌”の域に達しつつあるし、レンジとケツメとサザンで今年は、全世代を網羅できちゃった観すら漂う。
  しかもサザンは7年振りのニューアルバムのみならず、シングル44枚一挙12pCD化“大”再発攻撃という、まさに“大人買い”の醍醐味まで堪能させてくれたのだから、ドンピシャだし。

 
 

サザンオールスターズ

 でもって倖田來未が音楽にあまり関心がない女子を、EXILEが実は普通のOLさん達を一網打尽にして各々引きずりこんでくれたのだから、なんて今年のシーンは機能的なんだろう。効率いいわ。

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 また浜崎あゆみ、平井堅、Mr.Children、BoA、ゆず、KinKi Kidsと常連組が並ぶ中、大塚 愛が未だにデビュー曲以降の全シングルがじわじわじわじわ売れ続けてるのが、目立つ。確かに毎回毎回、男心をくすぐるからなぁ。またDef Techは『Lokahi Lani』がロープライスだったために14位となったが、新人として今年大健闘したのは衆目の認めるところだ。
実力派が揃った“堅い”チャートですな。

 

浜崎あゆみ
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大塚 愛
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(文:市川哲史)