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  • オリコン批判記事で和解 訴訟参加の雑誌社が謝罪

     音楽市場調査会社オリコンが、同社のヒットチャートの信用を損なうコメントを月刊誌サイゾーにしたとして、ジャーナリスト烏賀陽弘道氏に5千万円の賠償などを求めた訴訟は3日、東京高裁(奥田隆文裁判長)で和解が成立した。

     烏賀陽氏もオリコン側に賠償を求め反訴していたが、双方が賠償請求を放棄。二審から訴訟参加したサイゾー発行元の雑誌社が、烏賀陽氏に「不正確なコメントを無断で掲載した」と謝罪して500万円を支払い、オリコンにもチャートの信用を傷つけたと謝罪した。

     昨年4月の一審東京地裁判決は烏賀陽氏に100万円の賠償を命じていた。

     一審判決などによると、サイゾーは2006年4月号で、烏賀陽氏のコメントとしてオリコンのヒットチャートに仕組まれたからくりがあるかのような記述をした。

      【共同通信】